JUKIが後場急落、第3四半期営業利益の進捗率97%も通期据え置きで失望売り
JUKI<6440>が後場急落。同社は午後2時に、21年12月期第3四半期累計(1~9月)連結営業利益が30億400万円(前年同期は46億4700万円の赤字)となり、通期計画31億円(前期は44億6900万円の赤字)に対する進捗率は96.9%だったと発表したが、業績予想が据え置かれたため、失望売りに押されているようだ。
各事業において市場回復期の需要取り込みや成長分野におけるシェア拡大などに注力し、売上高が増加した。また、工場稼働率の向上に加えて、コスト構造改革で抑制した固定費削減の継続に努めた結果、営業利益は増益に転じたとしている。なお、通期見通しについては、新興国での事業環境が不透明であることから、今回据え置いたとしている。