8日の株式相場見通し=反発、米株高続き買い優勢の地合いに

市況
2021年11月8日 7時59分

週明け8日の東京株式市場は、主力株をはじめ広範囲に買いが優勢となり、日経平均は反発に転じる公算が大きい。前週末の米国株市場では注目されていた10月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数が事前の市場予測を上回り、米経済回復を好感する買いが優勢となった。NYダウが反発したほか、米長期金利の低下を追い風にハイテク株比率の高いナスダック総合指数は10連騰を記録、リスク選好の流れが一段と強まるなか、主要3指数ともに史上最高値更新が続く状況にある。相対的に出遅れ感が目立つ東京市場では、これに追随する動きが予想されるが、日経平均は3万円大台手前で戻り売り圧力の強さが意識されている。きょうも3万円大台をうかがうような大幅な上昇は見込みにくく、2万9000円台後半で売り買いを交錯させる可能性が高い。個別では企業の決算発表を横にらみに好業績銘柄を物色する動きが続きそうだ。

5日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比203ドル72セント高の3万6327ドル95セントと反発。ナスダック総合株価指数は同31.280ポイント高の1万5971.588だった。

日程面では、きょうは日銀金融政策決定会合の主な意見(10月27~28日開催分)、9月の景気動向指数速報値など。海外では中国の6中全会(~11日)など。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.