オリンパスがカイ気配スタート、22年3月期業績予想を上方修正
オリンパス<7733>がカイ気配スタート。同社は5日取引終了後、22年3月期連結業績予想について、売上高を8300億円から8560億円(前期比17.2%増)へ、営業利益を1400億円から1440億円(同75.6%増)へ、純利益を1010億円から1090億円(同8.4倍)へ上方修正すると発表しており、好感されている。
22年3月期第2四半期累計(4~9月)連結営業利益は762億5600万円(前年同期比2.5倍)だった。上期は医療分野が牽引し、売上高はコロナ禍前を大きく上回る水準となり、これを主因に営業利益は上期として過去最高となった。通期の売上高は医療分野で過去最高となる見込みであり、営業利益はあわせて発表した科学事業の分社化に向けた費用などを織り込むものの、過去最高を達成する見通しとしている。