マネックスGが連日のストップ高カイ気配、子会社上場で米株急騰モードが波及
マネックスグループ<8698>は150円高の1045円カイ気配と前週末に続きストップ高水準で張りつく展開となっている。前週4日に米国子会社のトレードステーショングループを、SPAC(特別買収目的会社)との統合によって来年上半期までにニューヨーク証券取引所に上場させる計画にあることを発表した。これが強く株価を刺激する展開となっている。市場では「米国株はインフレが意識されるなかも、FRBによる金融引き締めまでは時間がかかるとの認識が広がっており、バブル的な上昇局面にある。そのなか、米株市場への子会社上場に伴いマネックスの資産価値見直しが加速する動きにある」(ネット証券マーケットアナリスト)という。同時に、同社が傘下に置くコインチェックの米株市場への上場思惑も加わり、人気が増幅されている状況にある。