山一電機が急反騰、22年3月期業績及び配当予想を上方修正
山一電機<6941>が急反騰し年初来高値を更新している。前週末5日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を311億6000万円から360億円(前期比30.1%増)へ、営業利益を43億円から56億円(同75.4%増)へ、純利益を32億円から44億円(同69.7%増)へ上方修正し、あわせて25円を予定していた期末配当予想を48円に引き上げたことが好感されている。
テストソリューション事業の半導体テスト用ソケット製品や、コネクタソリューション事業の産業機器及び車載機器市場向けコネクタ製品などの販売が順調に推移したことが要因という。なお、年間配当予想は63円(前期37円)を予定している。
同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高185億6200万円(前年同期比32.0%増)、営業利益36億7700万円(同74.0%増)、純利益29億7900万円(同82.8%増)だった。