JMSが急落、22年3月期営業利益44%減に下方修正
JMS<7702>が急落。前週末5日の取引終了後、22年3月期業績予想の下方修正を発表。営業利益を21億円から12億円(前期比43.6%減)へ減額しており、これを嫌気した売りが出ているようだ。
売上高も586億円から580億円(同0.7%増)へ引き下げた。新型コロナワクチン接種が進展するなかで医療機器需要が回復傾向にあることが追い風となったものの、海外市場においてコロナ禍による外出制限に伴う採血数の減少により血液事業の製品が伸び悩んだことが響いた。また、最近の原油価格の動向や、一部の生産拠点における電力供給制限の影響も踏まえ、通期見通しを修正した。