ミズホメディは後場下げ幅拡大、第4四半期営業利益見通しが伸び鈍化で失望売り
ミズホメディー<4595>が後場下げ幅拡大。同社は正午に、21年12月期連結業績予想について、売上高を113億5800万円から130億6200万円(前期比3.1倍)へ、営業利益を47億4700万円から63億6200万円(同15.3倍)へ、純利益を34億8600万円から45億8800万円(同15.0倍)へ、年間配当予想を110円から145円(前期は10円)へ上方修正すると発表したが、第4四半期(10~12月)の営業利益見通しが伸び鈍化となる見込みであるため、失望売りに押されているようだ。
あわせて発表した21年12月期第3四半期累計(1~9月)連結営業利益は56億6900万円(前年同期は2億3900万円の赤字)だった。新型コロナウイルス感染症の第5波が想定以上の大きな波となるなか、体外診断用医薬品「スマートジーンSARS-CoV-2」の高い需要が継続し、第3四半期累計期間の出荷数は99万テストとなった。第4四半期は約18万テストの出荷を見込むとしている。