アジア株 ファイザーのコロナ飲み薬重症化リスク低減報道受け医療品関連が売られる 上海株は6中総会を前に手控えムード
アジア株 ファイザーのコロナ飲み薬重症化リスク低減報道受け医療品関連が売られる 上海株は6中総会を前に手控えムード
東京時間14:02現在
香港ハンセン指数 24721.74(-148.77 -0.60%)
中国上海総合指数 3495.04(+3.47 +0.10%)
台湾加権指数 17369.81(+72.91 +0.42%)
韓国総合株価指数 2949.18(-20.09 -0.68%)
豪ASX200指数 7444.90(-12.04 -0.16%)
インドSENSEX30種 59811.79(-255.83 -0.43%)
アジア株はまちまち。米ファイザーが新型コロナ用飲み薬「パクスロビド」の臨床試験で重症化リスクを89%低下させる効果が出たとの中間結果を発表したことを受け、アジア市場では医療品関連が総じて下落している。ただ、前週末の米株高や経済活動正常化期待の買いも見られ、各指数まちまちの展開となっている。
香港は0.60%安。医療品関連の下げが目立つ。製薬会社の薬明生物技術が8.0%安で下落率トップ、中国生物製薬は3.2%安。中国恒大集団が6日期限のドル建て社債の利払いを見送ったとの報道が伝わっており、同社の経営難も懸念されている。
上海株は小幅高。きょう開催される6中総会を前に積極的な売買は手控えられているもよう。7日に発表された中国10月の貿易収支は統計開始以降で最高を記録したが、市場の反応は限定的。