東急建設は大幅安、瑕疵補修費用の発生などで22年3月期業績予想を下方修正
東急建設<1720>が大幅安となっている。同社は8日取引終了後に、22年3月期通期の連結業績予想を修正。営業損益の見通しを従来の70億円の黒字から36億円の赤字(前期は35億4900万円の黒字)に引き下げたことがネガティブ視されているようだ。
売上高の見通しも前期比15.3%増の2670億円(従来予想は2850億円)に下方修正。受注時期のずれや一部工事の進捗遅れの影響などで完成工事高が減少するほか、損益面では施行中工事の不具合や過年度引き渡し物件に係る瑕疵補修費用の発生などが重荷になるとしている。