理経がS高カイ気配、防衛省向け案件の前倒し寄与し上期業績は計画上振れで着地
理経<8226>がストップ高の362円水準でカイ気配となっている。8日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高59億9900万円、営業利益1億1300万円、最終損益2500万円の赤字となり、会計基準の変更により前年同期との比較はないものの、従来予想の営業損益1億4000万円の赤字を大きく上回って着地したことが好感されている。
システムソリューションで自動車・半導体向け工業用計測製品が好調に推移したほか、子会社エアロパートナーズで防衛省向け案件の前倒し納入があったことなどが寄与した。なお、22年3月期通期業績予想は、売上高110億円、営業利益2億2000万円、最終利益7000万円の従来見通しを据え置いている。