DLEが急反騰、北米キャラバン・デジタル社と合弁会社設立
ディー・エル・イー<3686>が急反騰している。8日の取引終了後、出資先で北米に拠点を置くキャラバン・デジタル社と合弁で、CARAVAN Japanを設立すると発表しており、これが好感されている。
米国などで実績のあるキャラバン社セレブリティビジネスの日本展開を主体として、セレブリティキャスティング事業や米国の最新事例を用いた日本企業向けコンサルティング事業、起業家と共に業界にイノベーションをもたらすスタートアップスタジオ事業を推進するとしている。なお、現時点で22年3月期業績に与える影響は軽微としている。
また、同日に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が売上高6億5800万円(前年同期比2.0倍)、営業損益2億200万円の赤字(前年同期3億5000万円の赤字)、最終損益2億2500万円の赤字(同3億900万円の赤字)となり、通期計画を上回って着地したことも好材料視されている。「よしまほ」の制作売り上げを計上したほか、AMIDUS.の子会社化が寄与した。
22年3月期通期業績予想は、売上高18億3000万円(前期比63.8%増)、営業損益2億4000万円の赤字(前期5億1400万円の赤字)、最終損益2億5000万円の赤字(同5億1400万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。