鹿島が後場カイ気配スタート、22年3月期業績予想を上方修正
鹿島<1812>が後場カイ気配スタート。同社は正午に、22年3月期連結業績予想について、売上高を2兆100億円から2兆500億円(前期比7.5%増)へ、営業利益を1040億円から1095億円(同14.0%減)へ、純利益を800億円から860億円(同12.7%減)へ上方修正すると発表しており、好感されている。
国内建設事業で一部の工事における受注時期、着工時期の遅れなどによる売上高の微減が見込まれるものの、売上総利益率は期首時点の会社計画と同水準(土木15.1%、建築10.5%)を維持する見込み。また、海外は東南アジアにおける業績の回復は遅れているが、北米や欧州における売上高や利益は当初の計画を上回る見通し。
あわせて発表した22年3月期第2四半期累計(4~9月)連結営業利益は564億4400万円(前年同期比21.6%減)だった。