日電波が後場カイ気配、22年3月期業績予想の上方修正と復配見通しを好感

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2021年11月9日 13時27分

日本電波工業<6779>が後場カイ気配。同社は午後1時に、22年3月期連結業績予想について、売上高を425億円から445億円(前期比13.5%増)へ、営業利益を29億円から49億円(同72.3%増)へ、純利益を21億円から40億円(同2.0倍)へ上方修正し、未定としていた年間配当予想を5円(前期は無配)と開示しており、好感されている。

あわせて発表した22年3月期第2四半期累計(4~9月)連結営業利益は28億3900万円(前年同期は14億5300万円の赤字)となり、会社計画18億円を上回った。5Gスマホ向けのサーミスタ内蔵水晶振動子、米国やインドにおける5G基地局向け水晶発振器及びパソコン向け音叉型水晶振動子などの売上高が期初予想を上回った。また、車載向けは販売を大きく上回る受注が継続し、取引条件が改善した。移動体通信や産業機器、民生向けの売り上げが通期でも期初予想を上回る見込みであるため、業績予想を上方修正するとしている。

出所:MINKABU PRESS

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