ズームがS高カイ気配、第3四半期営業利益3.6倍や高い進捗率を好感
ズーム<6694>がストップ高カイ気配。同社は9日取引終了後、21年12月期第3四半期累計(1~9月)連結営業利益が9億6600万円(前年同期比3.6倍)となり、通期計画11億3000万円(前期比49.6%増)に対する進捗率は85.5%に達したと発表しており、大幅増益や高い進捗率を好感した買いを集めているもよう。
楽器関連機器業界においては、新型コロナウイルス感染再拡大の影響を受け、屋外やライブハウスで使用する楽器や関連機器の需要回復ペースは鈍いものの、自宅での使用に適した楽器や関連機器の販売は引き続き堅調に推移している。音楽用電子機器の輸入販売を行うフックアップの損益計算書を連結したことや自社製品への需要が高いこと、及び2020年10月に発生したサプライヤー工場火災への対応が順調に進んだことなどにより、9カ月間で20年12月期通期の営業利益(7億5500万円)を上回ったとしている。