アイダエンジニアリング---2Q受注好調で倍増、小型プレス機械やサービスの売上が堅調に推移し増収

材料
2021年11月10日 14時18分

アイダエンジニアリング<6118>は9日、2022年3月期第2四半期(21年4月-9月)連結決算を発表した。受注高は、自動車業界における設備投資回復や電気自動車関連の堅調な需要に支えられ前年同期比107.0%増の424.35億円となり、受注残高は前年度末比39.6%増の547.77億円となった。売上高は前年同期比4.5%増の269.10億円であったが、高付加価値案件の売上ズレ込みの影響で営業利益が同48.3%減の7.98億円、経常利益が同40.6%減の9.62億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同27.6%減の5.52億円となった。

日本の売上高は前年同期比13.5%減の162.15億円、セグメント利益は同92.3%減の0.85億円となった。小型プレス機械やサービスの売上は堅調に推移したものの、中・大型プレス機械の売上が減少した。

中国の売上高は前年同期比39.1%増の40.94億円、セグメント利益は同558.3%増の3.79億円となった。プレス機械及びサービスの売上はともに増加した。

アジアの売上高は前年同期比36.2%減の23.83億円、セグメント利益は同50.2%減の1.55億円となった。サービス売上は堅調に推移したものの、中・大型プレス案件の剥落や新型コロナウイルス感染再拡大に伴うマレーシア工場の操業縮小の影響でプレス機械売上が減少した。

米州の売上高は前年同期比32.2%増の58.88億円、セグメント利益は同73.9%減の0.62億円となった。プレス機械及びサービスの売上はともに増加した。

欧州の売上高は前年同期比74.4%増の60.96億円、セグメント利益は0.75億円(前年同期は1.05億円の損失)となった。プレス機械及びサービスの売上はともに増加した。

2022年3月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。売上高が前期比6.7%増の620.00億円、利益面では上期の落ち込みを下期に挽回し、営業利益が同10.1%増(前回予想比8.9%減)の41.00億円、経常利益が同14.7%増(同6.5%減)の43.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同120.3%増(同3.3%減)の29.00億円としている。

《ST》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.