凸版が3日ぶりに急反発、22年3月期経常利益予想を一転増益に上方修正
凸版印刷<7911>が3日ぶりに急反発。10日の取引終了後、22年3月期の連結経常利益を従来予想の510億円から590億円へ上方修正し、一転して1.6%増益見通しとなったことが好感されているようだ。
情報コミュニケーション事業でBPO関連が想定以上に増加するほか、生活・産業事業における建装材の海外を中心とした堅調な拡大、エレクトロニクス事業におけるフォトマスクなどの順調な拡大が継続することが要因。また、構造改革による収益力強化も上振れにつながる。同時に、トッパン・フォームズ<7862>に対して完全子会社化することを目的にTOB(株式公開買い付け)を実施することも明らかにしている。
最終更新日:2021年11月11日 10時25分