日本電解がS安ウリ気配、22年3月期営業利益予想を下方修正
日本電解<5759>が700円安はストップ安となる3935円でウリ気配となっている。10日の取引終了後、22年3月期業績予想の修正を発表。営業利益を13億400万円から10億5100万円(前期比99.4%増)へ引き下げており、これを嫌気した売りが出ているようだ。
世界的な半導体の供給不足や部品供給網の停滞による大手自動車メーカーにおける減産、半導体不足や米中貿易交渉の長期化によるスマートフォン向け需要の低迷などが重しとなった。売上高については銅材料価格の上昇に伴い、188億6000万円から202億8200万円(同39.1%増)へ引き上げた。