東京株式(前引け)=反発、朝安後押し目買いに切り返す

市況
2021年11月11日 11時48分

11日前引けの日経平均株価は前営業日比218円97銭高の2万9325円75銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は6億1879万株、売買代金概算は1兆2959億円。値上がり銘柄数は1041、対して値下がり銘柄数は1001、変わらずは121銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウなど主要株指数が揃って軟調だったことから朝方は売り先行で始まったが、その後は押し目買いが優勢となり日経平均はプラス圏に切り返した。朝方は安かった半導体関連の主力株が買い直されたことで全体相場に浮揚力が加わった。また、市況高騰を背景に非鉄関連株が買われ、米長期金利上昇を背景に銀行や保険など金融株にも株価を上げる銘柄が目立った。なお、値上がり銘柄数と値下がり銘柄数はいずれも1000を上回り拮抗している。

個別では売買代金トップのレーザーテック<6920>が大幅高、東京エレクトロン<8035>も買いが優勢となっている。ソニーグループ<6758>も堅調。ファーストリテイリング<9983>も買われた。日本電波工業<6779>、大平洋金属<5541>は大幅高。半面、資生堂<4911>は大幅安、アサヒグループホールディングス<2502>も軟調。セレス<3696>、戸田工業<4100>が急落、ジェイリース<7187>も大きく値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

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