ASB機械がS安ウリ気配、22年9月期2ケタ減収減益見通しを嫌気
日精エー・エス・ビー機械<6284>が700円安はストップ安となる3140円でウリ気配となっている。10日の取引終了後に21年9月期決算を発表、売上高は358億9000万円(前の期比31.7%増)、営業利益は87億3500万円(同80.1%増)で着地した。ただ、続く22年9月期業績予想は、売上高300億円(前期比16.4%減)、営業利益54億円(同38.2%減)と2ケタ減収減益を見込んでいることから、これを嫌気した売りが出ているようだ。
新型コロナウイルス感染拡大を契機とした安全で衛生的なプラスチック容器の需要は底堅く推移するとみられるものの、短期的にはコロナ禍での経済活動縮小に伴う設備投資意欲の減退の動きなどが重しとなる見通し。なお、今期の配当予想は前期から据え置きの100円とした。