テックポイント・インク---3Qも大幅な増収増益、通期業績予想の上方修正を発表

材料
2021年11月11日 18時20分

テックポイント・インク<6697>は10日、2021年12月期第3四半期(21年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比126.8%増の52.86億円、営業利益が16.34億円(前年同期は0.48億円の利益)、税引前四半期純利益が16.38億円(同0.70億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純利益が14.25億円(同0.51億円の利益)となった。

第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同期と比較して大幅な増収となった。監視カメラシステム市場向け半導体製品の出荷数は190%増加し、車載カメラシステム市場向け半導体製品の出荷数は70%増加した。

売上原価は、主に半導体出荷数が前年同期比123%増加したことにより、同125%増加した。研究開発費は、人件費並びにデザイン費用及びソフトウェア費用が増加したものの、新製品の開発に係るテープアウト費用及び研究開発関連の事務コストが減少したことにより、同15%減少した。販売費及び一般管理費は同20%増となった。これは主に人件費、日本で上場している米国会社として必要な事務上の対応のための専門家費用、株式報酬費用などが増加したことによる。

2021年12月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比88.5%増(前回予想比4.6%増)の72.44億円、営業利益が同425.5%増(同24.0%増)の21.74億円、税引前当期純利益が同397.1%増(同24.0%増)の21.78億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同400.9%増(同25.2%増)の18.73億円としている。

《ST》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.