太平洋セメが続伸、22年3月期業績予想を下方修正も材料出つくしとの見方

材料
2021年11月12日 10時15分

太平洋セメント<5233>が続伸。同社は11日取引終了後、22年3月期連結業績予想について、売上高を7200億円から7165億円(前期比17.1%減)へ、営業利益を640億円から600億円(同5.7%減)へ、純利益を400億円から380億円(同18.8%減)へ下方修正すると発表したが、今週は調整売りに押される展開になっていたため、材料出つくしムードが優勢となっているようだ。

あわせて発表した22年3月期第2四半期累計(4~9月)連結営業利益は258億1200万円(前年同期比1.2%減)だった。国内セメント事業は都市部における再開発工事や防災・減災、国土強靭化対策工事に加え、今後はリニア中央新幹線関連工事が本格化する中で一定水準の需要が続く見込み。一方で、新型コロナウイルス感染症の影響の長期化により、設備投資や住宅投資が抑制される可能性があり、セメント需要は下振れの懸念があるとした。

出所:MINKABU PRESS

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