東京株式(前引け)=334円高、ハイテク株など買われる
12日前引けの日経平均株価は前日比334円35銭高の2万9612円21銭。前場の東証1部の売買高概算は6億9182万株、売買代金は1兆4824億円。値上がり銘柄数は1696、値下がり銘柄数は402、変わらずは83銘柄だった。
日経平均株価は上伸。前日の米株式市場でNYダウは下落したものの、ナスダック指数は上昇した。この流れを受け、東京市場でも半導体などハイテク株が高く、全体相場を押し上げている。不動産や鉄鋼、自動車といった景気敏感株も買われ、業種別では33業種全てが値を上げている。
個別銘柄では、ソフトバンクグループ<9984>が高く、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>といった半導体関連株がしっかり。トヨタ自動車<7203>や任天堂<7974>が高く、三井不動産<8801>や三菱地所<8802>が値を上げている。半面、商船三井<9104>や楽天グループ<4755>、スズキ<7269>が安い。