CAC Holdings---3Qも増収・大幅な増益、国内IT事業および海外IT事業ともに好調に推移

材料
2021年11月12日 11時52分

CAC Holdings<4725>は11日、2021年12月期第3四半期(21年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.3%増の367.79億円、営業利益が同140.3%増の32.72億円、経常利益が同127.9%増の31.79億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同247.8%増の22.60億円となった。

国内IT事業については、連結子会社1社が持分法適用関連会社へ変更となった影響があったが、中核子会社であるシーエーシーにおいて、製薬向けをはじめ全業種において前年同期比で増収となるなど堅調に推移し、売上高は前年同期比3.6%増の247.16億円となった。セグメント利益は、シーエーシーにおける増収に加え、技術者の稼働率も向上したこと等から同42.9%増の20.66億円となった。

海外IT事業について、インドネシアおよびインドにおける新型コロナ拡大の影響は依然として懸念があるものの、セグメント全体では前年同期並みに推移し、売上高は前年同期比2.3%増の72.21億円となった。セグメント利益はインドネシア子会社にて技術者の稼働率が向上したこと等から同8.3%増の3.92億円となった。

CRO事業については、売上高は前年同期比3.5%減の48.41億円、セグメント利益は8.12億円(前年同期は4.47億円の損失)となった。連結子会社であったCACクロア(現EPクロア)の全株式を2021年6月30日付でイーピーエスへ譲渡したため、当第3四半期の業績については、第2四半期累計期間(21年1月-6月)の実績となる。

2021年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.2%減の470.00億円、営業利益が同79.6%増の35.00億円、経常利益が同67.6%増の32.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同25.8%増の21.00億円とする、8月12日に上方修正した業績予想を据え置いている。

《YM》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.