シライ電子が後場カイ気配スタート、22年3月期業績予想の上方修正や復配見通しを好感
シライ電子工業<6658>が後場カイ気配スタート。同社は午前11時30分に、22年3月期連結業績予想について、売上高を270億円から275億円(前期比23.0%増)へ、営業利益を5億円から9億円(同7.5倍)へ、純利益を2億5000万円から9億円(前期は2億800万円の赤字)へ上方修正し、未定としていた年間配当予想を5円(前期は無配)と開示しており、好感されている。
あわせて発表した22年3月期第2四半期累計(4~9月)連結営業利益は5億2900万円(前年同期は2億8200万円の赤字)だった。
製造業を中心とした景気回復基調によりカーエレクトロニクスなどの受注状況が堅調に推移し、通期でも売上増が見込まれる。また、経営構造改革による効果の発現と全社的な経営意思決定の迅速化の影響により、利益面でも予想を大きく上回る見込みとなったため、会社計画を上方修正するとした。