10万円以下で買える、大幅増収増益&低PBR 29社 【東証1部】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。
東証1部上場企業では657社が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、今期に大幅増収増益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍以下の銘柄に注目してみた。
下表は東証1部上場銘柄(銀行を除く)を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額が100億円以上、(3)今期の売上高と経常利益が前期比で10%以上増加、(4)PBRが0.8倍以下――を条件に投資妙味が高まる29社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは12日現在)
なお、14日(日)16時に「10万円以下で買える、大幅増収増益&低PBR【2部・新興】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
最低投資 ┌─売上高─┐ ┌ 経常利益 ┐
コード 銘柄名 金額 増収率 今期 増益率 今期 PBR
<3315> 日本コークス 13300 40.0 123000 65.8 10700 0.72
<4406> 日理化 28700 12.5 27500 27.5 900 0.68
<5563> 新日本電工 32300 20.4 65000 57.5 5500 0.79
<5363> TYK 32500 11.6 25580 35.3 3460 0.46
<7277> TBK 41300 18.3 52000 30.2 1700 0.44
<5020> ENEOS 45010 34.5 10300000 94.9 450000 0.57
<5408> 中山鋼 45600 46.9 163000 163 7000 0.29
<6742> 京三 48500 14.1 71000 128 3800 0.79
<6262> ペガサス 51000 41.0 17510 43.9 980 0.55
<8999> グランディ 51200 11.1 52400 43.2 3000 0.64
<5942> フイルコン 54400 12.7 24500 134 1300 0.55
<4220> リケンテクノ 54600 19.0 105000 15.0 6500 0.62
<5976> ネツレン 58300 21.0 51500 151.0 3700 0.40
<6480> トムソン 62100 37.6 61000 2344 5500 0.72
<3289> 東急不HD 65300 11.3 1010000 42.8 66500 0.77
<6167> 冨士ダイス 65300 15.4 16440 183 850 0.68
<6339> 新東工 73300 15.1 95000 49.8 4600 0.38
<3865> 北越コーポ 76000 16.9 260000 156 25000 0.60
<6471> 日精工 76800 15.0 860000 647 44000 0.68
<3447> 信和 78500 15.2 16000 10.8 1977 0.75
<8904> アバンティア 86800 32.4 60000 13.6 2200 0.48
<8141> 新光商 87000 26.3 130000 66.6 2600 0.65
<4410> ハリマ化成G 87400 22.2 76800 220 3500 0.60
<6143> ソディック 87600 23.7 71800 242 7000 0.67
<5121> 藤コンポ 87800 20.2 35200 183 4400 0.75
<4463> 日華化学 89900 15.4 47500 58.1 2600 0.59
<8281> ゼビオHD 94200 11.3 225335 32.4 5750 0.36
<1605> INPEX 97100 58.2 1220000 137 611000 0.45
<4550> 日水薬 97600 15.9 14350 49.4 1410 0.67
※単位は最低投資金額が円、売上高・経常利益が百万円、増益率・増収率が%、PBRが倍。
※通期予想が最終赤字、今期無配の銘柄は除いた。
株探ニュース