伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」　(11月17日記）

日経平均株価は、現在が勢いの強い上昇の流れの途中だとしても、3万円以上へ上げる動きになる場面で、大きなギャップを開けて始まる可能性があります。

本日は寄り付き値が昨日の終値2万9808円以上から始まるなら、そのまま上昇の流れを継続して、3万円を大きく上回る展開になると考えられます。

寄り付き値が2万9808円以下から始まるなら、本日は価格が上昇しても、昨日の高値2万9960円を前に上値を抑えられる公算です。

2万9808円以下から始まる場合、昨日に動いた範囲内で小動きとなるか、いったん大きく下値を試す動きになるかのどちらかが想定されます。

前者なら、引けにかけて上昇して、昨日の高値2万9960円を試す動きになると考えられます。一方、後者なら、15日に開けたギャップを埋める程度（2万9609円以下）まで下げる公算です。

情報提供：パワートレンド＝伊藤智洋のPower Trend

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【伊藤智洋　プロフィール】

1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。

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