１８日の米株式市場の概況、ナスダック指数は最高値を更新
１８日の米株式市場では、ＮＹダウが前日比６０．１０ドル安の３万５８７０．９５ドルと続落した。
ネットワーク機器大手シスコ・システムズ<CSCO>の決算内容がさえず株価が下落したことなどが響きＮＹダウは軟調だった。ＮＹダウは一時２７０ドルを超える下げとなる場面があった。ただ、ハイテク株は堅調でナスダック指数は最高値を更新した。メタ・プラットフォームズ<FB>（旧フェイスブック）やペイパルHD<PYPL>、ビザ<V>が安く、ウォルト・ディズニー<DIS>やＦフォード<F>が値を下げた。半面、アップル<AAPL>は電気自動車（ＥＶ）の開発を加速しているとの報道を受けて上昇したほか、堅調な業績見通しが好感されエヌビディア<NVDA>が急伸した。テスラ<TSLA>やアマゾン<AMZN>が上昇し、好調な決算を発表した百貨店のメーシーズ<M>が急伸した。
ナスダック総合株価指数は、７２．１３９ポイント高の１万５９９３．７１０と反発した。出来高概算は、ニューヨーク市場が８億６８２０万株だった。