モンスタービバレッジが上昇 コンステレーションとの統合検討と伝わる=米国株個別
エナジー飲料のモンスタービバレッジ<MNST>が上昇。米国内でコロナビールなどアルコール飲料を手掛けるコンステレーションブランズ<STZ>との統合を検討していると伝わった。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。
コカ・コーラが大株主のモンスターは、取引の可能性についてアドバイザーと協議している、ただ、協議は合意に結びつかない可能性もあるという。モンスターの時価総額は470億ドル、コンステレーションは440億ドルだが、統合する場合の具体的な仕組みは今のところ分かっておらず、協議が全面的な合併または資産取引につながるかどうかは不明だとも伝えている。コンステレーションとのいかなる取引も、同社を世界的な飲料企業に育て上げたサンズ一族の支持が要件となるという。
(NY時間09:55)
モンスタービバレッジ<MNST> 90.44(+1.14 +1.28%)
コンステレーション<STZ> 233.85(-1.55 -0.66%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美