住友鉱が反発、EV電池のレアメタル再利用を開始と報じられる
住友金属鉱山<5713>が反発している。きょう付の日本経済新聞朝刊で「電気自動車(EV)用の電池に含まれるレアメタル(希少金属)の再利用を始める」と報じられており、これを好材料視した買いが入っている。
記事によると、銅の製錬ノウハウを生かし、調達した車載電池を砕いた電池粉を加熱して、銅とニッケル、コバルト、リチウムを鉱石からの抽出と同等の品質かつ低コストで取り出す世界初の技術を確立したという。EV電池の安定生産に向けて、希少資源が国内で循環する流れを確保することが狙いとしている。