ディアが上昇 ストライキの課題に直面も明るい見通しを示す=米国株個別

材料
2021年11月25日 5時16分

農業機械のディア<DE>が商いを伴って上昇。8-10月期決算(第4四半期)を発表しており、売上高は予想を下回ったものの、1株利益は予想を上回った。主力の工作機械や建設・林業は予想を下回ったものの、小型機械は好調だった。通期純利益の見通しも公表しており、予想を上回る見通しを示している。

メイCEOは声明で、「今回の見通しは、強力なエンドマーケットの需要とサプライチェーン問題を管理し、組合との契約交渉を行いながら、顧客にサービスを提供し続ける能力を反映している」と述べた。

同社は労働ストライキの課題に直面しているが、明るい見通しを示したことに市場では安心感が広がっている模様。米国でのストライキで第1四半期に幅広い事業に遅れが出ることを警告しているが、値上げが第2四半期までにコスト増を相殺し始めると見込んでいるとも語っている。

(8-10月・第4四半期)

・1株利益:4.12ドル(予想:3.88ドル)

・売上高:102.8億ドル(予想:104.8億ドル)

耕作機械:46.6(予想:47.2億ドル)

小型機械・芝刈り機:28.1(予想:27.1億ドル)

建設・林業:28.1億ドル(予想:30.4億ドル)

(通期見通し)

・耕作機械:20~25%増

・小型機械・芝刈り機:15~20%増

・建設・林業:10~15%増

・純利益:65~70億ドル(予想:66.6億ドル)

(NY時間15:06)

ディア<DE> 367.34(+18.06 +5.17%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.