NY為替:量的緩和縮小ぺース加速の思惑でドル買い強まる

通貨
2021年11月25日 7時07分

24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、115円10銭から115円52銭まで上昇し、115円41銭で引けた。週次新規失業保険申請件数が1969年来の低水準に改善したほか、米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注視しているコアPCE価格指数の10月分が1990年11月来で最大の伸びを記録。FRBの利上げ観測が強まりドル買いに拍車がかかった。その後FRBが公表した米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(11月2-3日会合分)でも、一部メンバーが資産購入縮小ペースの加速を支持したことが明らかになると、ドルは一段高となった。

ユーロ・ドルは1.1186ドルまで下落後、ショートカバーに1.1216ドルまで強含み、1.1205ドルで引けた。独11月IFO企業景況感指数が予想外に悪化したほか、欧州で新型コロナ再流行による規制強化などが回復を抑制するとの警戒感が引き続きユーロ売り圧力となった。ユーロ・円は128円97銭から129円32銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3360ドルから1.3316ドルまで下落した。ドル・スイスは0.9374フランまで上昇後、0.9334フランまで反落した。

《MK》

提供:フィスコ

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