マザーズ指数は続落、朝高後に売られ売買高水準、IPO2社初値/マザーズ市況

市況
2021年11月25日 16時19分

本日のマザーズ市場では、朝方こそ反発期待の買いが先行したものの、その後失速する展開となった。前日の米国市場では長期金利の上昇が一服し、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は反発。これを受けて、前日にハイテク株安とともに大きく売られたマザーズ銘柄にも朝方買いが入った。ただ、引き続き米金融正常化の前倒し観測は根強く、戻り待ちの売りが出て伸び悩んだ。売り買いが交錯したうえ、IPO(新規株式公開)銘柄の賑わいもあって売買は大きく膨らんだ。なお、マザーズ指数は続落、売買代金は概算で2663.79億円と2月16日以来の高水準だった。騰落数は、値上がり128銘柄、値下がり246銘柄、変わらず20銘柄となった。

個別では、時価総額上位のJMDC<4483>が軟調で、ビジョナル<4194>は小安い。売買代金上位ではグローバルW<3936>などが売りに押された。また、前日上場したラストワンマイル<9252>、9月上場で大きく賑わっていたアスタリスク<6522>はともにストップ安水準まで売られた。一方、時価総額上位のメルカリ<4385>は堅調で、フリー<4478>は小高い。前日ストップ高のSOSEI<4565>やGRCS<9250>は買いが続いた。また、M&A(企業の合併・買収)を発表したポート<7047>は買い気配のままストップ高比例配分となった。

なお、サイエンスアーツ<4412>は上場2日目の本日、公開価格の約2.7倍となる初値を付け、その後ストップ高水準まで買われた。本日、マザーズに新規上場したスローガン<9253>は公開価格を50%上回る初値を付けた。

《HK》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.