アジア株は下落 香港株は2万4000の大台割れ、ブレイクスルー感染を警戒 オミクロン感染した3人がワクチン2回接種済み

市況
2021年11月29日 11時20分

アジア株は下落 香港株は2万4000の大台割れ、ブレイクスルー感染を警戒 オミクロン感染した3人がワクチン2回接種済み

東京時間11:05現在

香港ハンセン指数   24055.81(-24.71 -0.10%)

中国上海総合指数  3552.66(-11.43 -0.32%)

台湾加権指数     17247.32(-122.07 -0.70%)

韓国総合株価指数  2925.76(-10.68 -0.36%)

豪ASX200指数    7271.10(-8.25 -0.11%)

アジア株は軒並み下落、引き続きオミクロン株に対する警戒感が続いている。ただ、前週末に大幅下落したことを受け、値ごろ感による買い戻しも見られる。米株価指数やNY原油価格が時間外で大幅上昇していることも好感されている。

南アフリカで確認された新たな変異株「オミクロン株」について、南アの専門家が、感染した人の症状は今のところ「かなり軽い」と指摘したことで、過度な警戒感は後退しているもよう。ただ、欧州の一部や豪州、北米初となるカナダでも確認されたことを受け、冬にかけて世界各地に感染が広がるのではないかとの不安感は一段と高まっている。G7保健相は本日、緊急会合を開催するとしている。

香港株は序盤に約7週間ぶりに2万4000の大台を割り込んだ。その後は買い戻しも入っており、下げ幅を縮小している。オミクロン株が検出された香港在住の3人は、いずれもワクチン接種を2回終えていたとの報告を受け、国内でのブレイクスルー感染への警戒感が高まっている。香港市場では旅行や観光関連が大幅安となっている。カジノ運営会社のギャラクシーエンターテイメントは7.9%安、サンズチャイナは7.6%安。

台湾市場ではハイテクや素材、エネルギー関連など幅広い銘柄が売られている。

出所:MINKABU PRESS

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