メルクが下落 アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ=米国株個別

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2021年11月30日 0時02分

医薬品のメルク<MRK>が下落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げたうえで、ネガティブ・ウォッチに指定する可能性にも言及した。同社はHIV治療薬の開発を断念する可能性が高いことに言及している。

規制当局による懸念でHIV薬「イスラトラビル」の開発が3カ月以内に停止する可能性が高いと指摘。これまで、同社の主力薬である抗がん剤「キイトルーダ」の特許切れに伴う損失を「イスラトラビル」が補うとの見方が同社への長期投資をサポートしていた。しかし、それは過大評価されている可能性があるという。

また、同社の新型ウイルス経口治療薬「Lagevrio(一般名:モルヌピラビル)」に対するリスクについても言及している。

(NY時間09:47)

メルク<MRK> 76.00(-3.16 -3.99%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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