東京株式(前引け)=反落、一時下げ渋るも買い続かず

市況
2021年12月2日 11時44分

2日前引けの日経平均株価は前営業日比184円95銭安の2万7750円67銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は6億4412万株、売買代金概算は1兆4765億円。値上がり銘柄数は945、対して値下がり銘柄数は1145、変わらずは91銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は朝方日経平均が安く始まった後に下げ渋り、一時前日終値を上回る場面もあったが、買いは続かず再びマイナス圏に沈む展開となった。前日の欧州株は軒並み大きく上昇したものの、米国株市場では後半主要株指数が大きく値を崩す波乱含みの展開となったことから、東京市場でもリスク回避の売りが優勢となった。アジア株市場や米株価指数先物は頑強な値動きをみせ安心感につながったが、2万7000円台後半は上値が重い。日経平均寄与度の高い値がさ株への売りが目立ち、全体を押し下げる形となっている。なお、前場の売買代金は1兆4800億円弱と高水準。

個別では売買代金トップとなったソフトバンクグループ<9984>が大幅安、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体関連も安い。マネックスグループ<8698>が売られ、三菱ケミカルホールディングス<4188>も大きく値を下げた。クロスキャット<2307>、ジェイリース<7187>が急落した。半面、日本郵船<9101>、商船三井<9104>など大手海運株が大幅に水準を切り上げた。任天堂<7974>、ダイキン工業<6367>も堅調。ペプチドリーム<4587>が上昇。ドリームインキュベータ<4310>が大きく買われ、アドウェイズ<2489>も物色人気に。

出所:MINKABU PRESS

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