荏原が後場上げ幅拡大、日本下水道事業団から名古屋市で整備中のポンプ設備工事を受注
荏原<6361>が後場上げ幅拡大。同社は午後1時20分ごろ、日本下水道事業団から、広川ポンプ所(名古屋市中川区)のポンプ設備工事を受注したと発表した。
名古屋市では08年8月末の豪雨によって広い範囲で床上浸水の被害が生じたことから、名古屋駅周辺を含む地域で浸水被害の軽減を目的として、60mm/hの降雨に対応可能な雨水調整池などの施設を整備している。広川ポンプ所は雨水調整池などから集まる雨水を運河に排水する施設であり、荏原が今回設計・製作・据付するポンプは地下50メートルの深さから地上レベルの中川運河に雨水を吐き出す能力があるとしている。