ファイブ・ビロウが決算受け上昇 サプライチェーン問題の克服を示唆=米国株個別

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2021年12月2日 23時57分

若者向けに5ドル以下の商品を販売するファイブ・ビロウ<FIVE>が上昇。前日引け後に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、既存店売上高が予想の3倍近く伸びたほか、1株利益、売上高も予想を上回った。今回の決算は、同社が厳しいサプライチェーン問題を克服できていることを示唆した。

今回の決算を受けて複数のアナリストから目標株価の引き上げが伝わっている。「今回の決算は力強かった。健全な個人消費環境と商品計画、着実な業務履行の恩恵を受けた」と述べている。「サプライチェーンのコスト高にもかかわらず、粗利益率の改善には感銘を受けた」とも語った。

(8-10月・第3四半期)

・既存店売上高:14.8%(予想:5.1%)

・1株利益:0.43ドル(予想:0.29ドル)

・売上高:6.08億ドル(予想:5.65億ドル)

・粗利益率:33.3%(予想:31.5%)

・店舗数:1173店(予想:1167店)

(11-1月・第4四半期見通し)

・既存店売上高:2~4%

・1株利益(調整後):2.36~2.48ドル(予想:2.50ドル)

・売上高:9.85~10.1億ドル(予想:10.0億ドル)

(通期見通し)

・既存店売上高:30%

・1株利益(調整後):4.82~4.94ドル(予想:4.83ドル)

・売上高:28.4~28.6億ドル(予想:28.1億ドル)

(NY時間09:42)

ファイブ・ビロウ<FIVE> 199.15(+9.96 +5.26%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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