不二電機は3日続落、第3四半期営業益38%減で通期計画進捗率69%
不二電機工業<6654>は3日続落し、年初来安値を更新した。同社は2日取引終了後に、22年1月期第3四半期累計(2~10月)の単独決算を発表。営業利益は前年同期比38.4%減の1億6600万円となり、通期計画の2億4000万円に対する進捗率は69.2%となった。
売上高は同1.1%増の28億2500万円で着地。鉄道車両用各種スイッチの販売が低調だった半面、主力の汎用端子台や補助スイッチは好調だった。一方、利益面では労務費や製造経費の増加が影響した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。
あわせて、株主優待制度の一部を変更し、保有株式数の条件を現行制度の100株以上から300株以上に引き上げると発表。新制度では、継続保有期間3年未満で所有株式数が300株以上500株未満でクオカード500円分、500株以上1000株未満で1000円分、1000株以上で2000円分(現行制度では100株以上500株未満で500円分、500株以上で1000円分)。継続保有期間3年以上では所有株式数300株以上500株未満で1000円分、500株以上1000株未満で2000円分、1000株以上で3000円分(現行制度では100株以上500株未満で1000円分、500株以上で2000円分)となる。