<動意株・3日>(前引け)=AIins、アルチザ、トレイダーズ

材料
2021年12月3日 11時47分

AI inside<4488>=ストップ高カイ気配。SBI証券が2日、投資判断を「中立」から「買い」へ、目標株価を1万8000円から2万円へ引き上げており、材料視されている。22年3月期上期(4~9月)決算を踏まえて、SBIでは22年3月期から24年3月期までの営業利益予想を上方修正。同社の製品やサービスの中で、今後はEdgeの契約数、及び注力事業であるLearning Centerの動向に注目したいとしており、特に後者についてはSaaS機能強化を目的とした利用が増加していくと、安定成長しやすいSaaSベンダーの成長がLearning Centerを通じて同社の成長にもつながるとの見方を示した。目標株価は収益構造、技術的優位性、潜在成長性などを評価する意図で再来期(24年3月期)SBI予想EPSにPER60倍を乗じて算出したとしている。

アルチザネットワークス<6778>=3日ぶり大幅反発。同社は2日取引終了後、22年7月期第1四半期(8~10月)連結営業利益は1億6800万円だったと発表した。通期計画9億円に対する進捗率は18.7%にとどまったが、業績は予定通りに推移しているとして、通期見通しは据え置かれたため、これが買い安心感につながっているようだ。なお、会計基準変更のため、前年との比較は記載されていない。新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、国内における顧客の設備投資計画の変更、海外における事業活動の制限、及び半導体製品などの不足による調達リスクの顕在化の影響を一部で受けたとしたが、業績に与える影響は軽微だったとしている。

トレイダーズホールディングス<8704>=切り返し急。外国為替証拠金取引を主力とし、暗号資産分野でも展開を図っている。2日取引終了後、子会社トレイダーズ証券の第一種金融商品取引業の変更登録が完了したことを発表、暗号資産CFDサービスの開始に向けて今後早急に準備を進めていく方針を開示した。業容拡大期待を背景に投資資金を引き寄せる形となっている。株価は11月29日に300円台前半のもみ合いを下放れ今月1日には283円の年初来安値をつけたが、これは19年8月29日以来2年3カ月ぶりの安値圏で値ごろ感からの買いも入りやすかった。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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