個人投資家・有限亭玉介:年末にかけて厳しい展開!?強い株を注視すべし!【FISCOソーシャルレポーター】

特集
2021年12月4日 10時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2021年11月29日13時に執筆

今年も残り1ヶ月を切りました。コロナで飲みに行けなくなる事はもう御免こうむりたいもの…来年はもっと良い年になるよう願っております。12月はクリスマスや年末をまったり過ごしたいところですが、個人投資家は年末にかけて厳しい展開となるかもしれませんなぁ。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

11月22日に米FRBはパウエル議長が再任したと発表すると、日本の株式市場は金利上昇懸念から売られました。今年5月にあった米金利上昇による日経平均の下落に比べると下落幅は抑えられましたが、いずれにせよ市場の警戒感は高まっているようです。金利上昇からグロース株の売りというセオリー通りに個別株の動向も注視したいですな。

パウエル議長再任が伝わった後の22日午前のニューヨーク市場では、ハイテク株中心のナスダック総合指数が取引時間中に史上最高値を更新しました。しかしながら26日には、南アフリカでの変異ウイルス報道により日米市場ともに大幅下落しております。またムードが変わって不安材料が増えましたが、今後の各国の対応を注視したいです。

直近の大幅下落により日経平均は、投資スタンスの判断材料とされていた75日・200日移動平均線を下回りました。年末に向けて様々な思惑が錯綜しますが、あたくしとしては12月IPO向けの換金売りから年末調整を見据えた節税売りまで視野に入れ、慎重に投資判断をしていきたいところです。国内株を扱う個人投資家にとっては売り圧力が強まる厳しい局面ですが、業績の良い、人気テーマ株に焦点を絞ってみていきたいもんです。

賃貸不動産の家賃債務保証サービスを展開するジェイリース<7187>は、75日線を下値にトレンドを形成しています。11月10日の決算は好調ながらも発表後に売られましたが、その後のチャート(日足)は反発しており、再び年初来高値を更新するか監視です。

大手料理レシピサイトのクックパッド<2193>は、11月5日の決算発表は軟調でありながら同月19日にアクティビストファンドとして知られるアルファレオが株式保有比率5.03%の大株主に浮上した事が判明すると思惑から動意しました。底値からトレンド転換するか注視しております。

不動産業界向けシステムを販売するいい生活<3796>は、11月11日の決算発表が好感されると底値から下値を切り上げました。売上高が9ヶ月連続で前年同期を上回って推移している事も底値圏から動意した要因か…。11月の売上高がどうなるか監視を強めて参ります。

総合建設コンサルを展開するウエスコHD<6091>は、橋梁点検や国土強靭化の防災案件などを受注して21年7月期は上方修正するほど好調でした。22年7月期もインフラ需要は拡大するか12月13日の決算発表を注視したいところです。

今年は半導体関連の年とも言える中で、出遅れているFIG<4392>もチェックしておりますよ。半導体関連装置や半導体基板事業で高い実績がある同社は、低位株で保ち合いが続いておりましたが、11月11日の決算が好感されると直近で動意した模様です。オムロン<6645>と協業関係にあり、「アーム付き移動型作業ロボット」などの進捗も気になりますな。

最後は10月6日の決算発表が黒字転換したGameWith<6552>です。同月26日に発表したプロeスポーツチームのパイオニア「DetonatioN」の子会社化を機に、eスポーツ事業の今後の展開が楽しみですな。メタバース・NFT関連としても監視しておりますよ。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介

ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《TY》

提供:フィスコ

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