東京株式(前引け)=急反発、米株高と中国の景気改善思惑も好感

市況
2021年12月7日 11時45分

7日前引けの日経平均株価は前営業日比354円64銭高の2万8282円01銭と急反発。前場の東証1部の売買高概算は5億3011万株、売買代金概算は1兆2830億円。値上がり銘柄数は1969、対して値下がり銘柄数は162、変わらずは50銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウが今年最大の上げ幅をみせたことなどで投資家の不安心理が後退し、主力株を中心に先物主導で幅広く買い戻される展開となった。日経平均株価は朝方高く始まった後、いったん値を消す場面もあったが、売りが一巡すると急速に上値指向に変わり一時400円以上高い場面もあった。中国の預金準備率引き下げが中国景気を刺激するとの思惑が景気敏感株に追い風となっている。ほぼ全面高様相で東証1部全体の9割の銘柄が上昇した。

個別ではソフトバンクグループ<9984>が売買代金首位となり大きく切り返したほか、レーザーテック<6920>も買いを集めた。日本郵船<9101>など海運株も高い。日本航空<9201>が値を上げ、リクルートホールディングス<6098>も上昇した。日本電波工業<6779>が急伸、井筒屋<8260>も物色人気に。半面、富士通<6702>が軟調、シマノ<7309>も売りに押された。Zホールディングス<4689>も冴えない。アイホン<6718>が急落、日本CMK<6958>、日本水産<1332>などの下げも目立つ。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.