飯田GHDが後場上げ幅拡大、ロシア木材企業を子会社化
飯田グループホールディングス<3291>は後場上げ幅を拡大している。正午ごろ、ロシアの木材企業RFPグループを子会社化すると発表しており、これが好材料視されている。
6月8日にRFPの株式取得ならびに第三者割当増資を引き受けるとしたが、前日にロシア政府当局の許認可を取得したことを受け、同社の株式取得が決定したという。
今回の子会社化は、住宅用資材である木材の需給逼迫時や市況変動に影響されることなく安定的かつ永続的に調達を図り、中核事業である戸建分譲事業の競争力を高めることなどが目的。取得価格は5億2500万ドル(約600億円)で、75%の株式を所有することになる。なお、22年3月期業績への影響は精査中としている。
最終更新日:2021年12月08日 14時23分