スマレジは買い先行も伸び悩む、マルチ決済サービス開発のロイヤルゲートを子会社化
スマレジ<4431>は買い先行で始まったものの伸び悩む展開。同社は8日取引終了後、マルチ決済サービスの開発や提供を行うロイヤルゲート(東京都港区)を子会社化すると発表した。大和ハウス工業<1925>から所有割合99.9%の株式を22日に取得する。取得価格は非公表。
クレジットカード決済におけるサプライチェーンを見直し、自前の決済システムを保有する目的。ロイヤルゲートはシンクライアント型マルチ決済端末、iOS・Android・Windows APPに対応したアプリケーション、クラウド型の決済処理センターからなる「マルチ決済プラットフォーム」である「PAYGATE」を開発・販売している。
子会社化により、まずは「PAYGATE」をクラウドPOSレジ「スマレジ」や関連サービスと密接に連携させ、導入店舗と消費者の双方にとって便利でシームレスなキャッシュレス決済を実現しつつ、店頭決済のみならずオンライン決済領域までをカバーする決済サービスの提供を目指すとしている。