外為サマリー:1ドル113円70銭前後で小動き、日経平均が動意薄で手がかり材料難

通貨
2021年12月9日 10時23分

9日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=113円70銭前後で推移しており、前日の午後5時時点に比べて30銭程度のドル高・円安となっている。

8日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は1ドル=113円67銭前後と、前日とほぼ同水準で取引を終えた。この日の欧州市場では米国債利回りの上昇一服などを背景にドル売りがやや優勢となっていたが、ニューヨーク市場に入ると新型コロナウイルスのオミクロン株への懸念が後退する中でドル円は強含んだ。ただ、序盤に114円を回復できなかったことから上値が徐々に重くなり、中盤以降は113円台後半でもみ合いとなった。リスクオン・ムードが強まる中、豪ドルやNZドルといったリスク通貨が選好されていることも、相対的にドルの弱さにつながった。

きょうの東京市場でドル円は113円80銭付近までじり高となる場面がみられたものの、日経平均株価が前日終値を挟んでもみ合いとなる中で円安の動きは限定的となっている。為替相場は全般に手がかり材料難の様相で、動意薄となっている。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1340ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0050ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=129円00銭前後と同1円程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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