株価指数先物【昼のコメント】 FOMC通過によるショートカバーは一巡、25日線固めからの再動意を見極め
日経225先物は11時30分時点、前日比380円高の2万8850円(+1.33%)前後で推移。寄り付きは2万8840円とシカゴ日経平均先物物清算値(2万8865円)にサヤ寄せする格好で買い先行で始まった。その後2万8990円まで上昇幅を広げたものの、同水準に位置する75日移動平均線水準では強弱感が対立し、前引けにかけては2万8720円まで上げ幅を縮めている。
日経225先物はナイトセッションで25日線を捉えたが、一段高で75日線水準まで上昇してきた。これにより、米連邦公開市場委員会(FOMC)通過によるショートカバーの動きは一巡した感がありそうだ。まずは、25日線が位置する2万8810円辺りでの底堅さを確認したいところであろう。下値固めから再び75日線を捉えてくるようだと、2万9000円回復から一段のリバウンドに向かう可能性もあるため、ショートポジションは避けたいところ。なお、NT倍率は先物中心限月で一時14.44倍まで上昇し、抵抗線として意識されている75日線を捉えてきた。
株探ニュース