テスラが逆行高 マスクCEOの株式売却も、そろそろ峠を越した雰囲気も=米国株個別

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2021年12月18日 4時48分

きょうのIT・ハイテク株は軟調な動きを続けているものの、テスラ<TSLA>は逆行高となっている。このところのテスラ株の下げはハイテク株の調整の流れもあるが、マスクCEOの自社株売却の影響も大きい。同CEOが16日に米証券取引委員会(SEC)に提出した文書によると、約8.84億ドル相当の自社株を追加売却した。220万株相当のストックオプションを行使し、これに伴う納税義務を果たすために93万4091株を手放した。売却は今週2回目。

マスクCEOはテスラ株の持ち分10%を売却する意向を示している。行使可能なストックオプションの規模を考慮に入れなければ約1700万株に相当。これまでに売却した株式は計1290万株となり、目標の4分の3超を既に売却したことになる。クリスマス前まで売却は続く可能性があるが、そろそろ峠を越した雰囲気も出ているのかもしれない。

(NY時間14:37)

テスラ<TSLA> 950.56(+23.64 +2.55%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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