マザーズ指数は3日ぶり反発、主力IT株など堅調、IPO2社/マザーズ市況

市況
2021年12月21日 16時29分

本日のマザーズ市場では、朝方売りに押される場面もあったが、国内外の株式相場の反発を受けて投資家心理が改善し、堅調な展開となった。メルカリ<4385>やビジョナル<4194>といった時価総額上位の主力IT株が買われてマザーズ指数を押し上げる一方、売買代金上位には直近IPO(新規株式公開)銘柄を中心にやや値動きの荒い銘柄も散見された。なお、マザーズ指数は3日ぶり反発、売買代金は概算で1801.81億円。騰落数は、値上がり269銘柄、値下がり118銘柄、変わらず16銘柄となった。

個別では、時価総額上位のメルカリやビジョナルが堅調。売買代金トップのサイエンスアーツ<4412>は大幅反発する場面もあったが、結局終値では小幅高にとどまった。FRONTEO<2158>やSOSEI<4565>は続伸し、東証1部への市場変更を発表したFFJ<7092>は大きく上昇。また、CANBAS<4575>やCCT<4371>はストップ高水準で取引を終えた。一方、Pアンチエイジ<4934>や日本電解<5759>は軟調で、前日上場のJDSC<4418>なども売りに押された。また、10日上場のフレクト<4414>などが下落率上位に顔を出した。

なお、本日マザーズに新規上場したYCP<9257>(外国株信託受益証券、JDR)は公開価格を7%下回る初値を付けた。ラバブルマーケ<9254>は買い気配のまま初値が付かなかった。

《HK》

提供:フィスコ

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