ライト・エイドが大幅高 1株損益が予想外の黒字=米国株個別
ドラッグストアのライト・エイド<RAD>が大幅高。取引開始前に9-11月期決算(第3四半期)を発表し、1株損益が予想外の黒字だった。売上高は新型ウイルス関連のワクチン接種や検査が貢献したものの予想は下回った。同社は約400万のワクチン接種と110万超の検査を実施。薬局部門のEBITDAである1.259億ドルに対して約5500万ー6600万ドル貢献したという。昨年から約42%増加した。通期見通しも公表しており、薬局サービスがさえず、売上高見通しは下方修正している。ワクチン関連の収益がピークアウトすると見ている模様。
(9-11月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.15ドル(予想:-0.10ドル)
・売上高:62.3億ドル(予想:63.5億ドル)
薬局サービス:18.6億ドル
・EBITDA(調整後):1.55億ドル
(通期見通し)
・1株損益(調整後):-0.04~-0.49ドル(従来:-0.53~-0.90ドル)(予想:-0.76ドル)
・売上高:244~247億ドル(従来:251~255億ドル)(予想:251億ドル)
薬局サービス:71~72億ドル(従来:77~78億ドル)
・EBITDA(調整後):5.0~5.2億ドル(従来:4.6~5.0億ドル)
(NY時間10:18)
ライト・エイド<RAD> 14.74(+2.34 +18.87%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美