株価指数先物【昼のコメント】 小動きながらも底堅さからショートカバーが入りやすい

市況
2021年12月24日 12時11分

日経225先物は11時30分時点、前日比50円高の2万8760円(+0.17%)前後で推移。寄り付きは2万8820円とシカゴ日経平均先物清算値(2万8815円)にサヤ寄せする格好から買い先行で始まった。ただし、寄り付き直後につけた2万8830円を高値にこう着感の強い値動きを続けており、午前9時につけた2万8750円を安値とした狭いレンジでの推移を継続。

日経225先物は寄り付きから上げ幅は縮めたものの、25日移動平均線を上回って推移しており、底堅さが意識されている。前引け時点での売買高は5000枚程度と薄商いであり、後場も小動きで推移すると見られるものの、底堅さからショートカバーは入りやすく、リバウンドを強めてくる可能性がありそうだ。

東証1部の騰落銘柄は値上がり、値下がり数が拮抗するなか、東京エレクトロン<8035>日経平均株価をけん引役する格好だ。台湾加権指数は一時7月15日以来の最高値を更新しており、半導体株への支援材料になりやすいだろう。この流れもあり、NT倍率は先物中心限月で14.42倍に低下した後に切り返しており、一時14.50倍を回復。小動きながらも年末ラリーへの期待感から、NTロングによるスプレッド狙いを引き続き想定しておきたい。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.