アスタリスクがS高カイ気配、セルフレジに関する特許訴訟でファストリと和解
アスタリスク<6522>が500円高はストップ高となる3010円でカイ気配となっている。24日の取引終了後、同社が開発し、現在はNIP(滋賀県守山市)が保有するRFIDを活用したセルフレジに関する一連の特許について、同特許を巡り係争中だったファーストリテイリング<9983>とNIPとの間で和解が成立したと発表しており、これを好感した買いが入っているようだ。
この和解では、ファストリは現在NIPが保有する特許が有効に存在していることを尊重し、アスタリスクとNIPは同特許出願が公開される以前からファストリがRFIDを活用したセルフレジを独自に開発し使用していたものであると確認するという。ファストリは今後もユニクロやジーユー店舗において同セルフレジを展開し、アスタリスクとNIPもこれまで通り特許品としての販売やサービス提供を継続していくとしている。